2013-06-13 第183回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
しかし、昨年の二月に国が設置した学識経験者や地元漁業者等で構成されているゼニガタアザラシ保護管理検討会では、突然方針転換の結果を説明されただけで、それまでに相談もなければ何の議論もなかったというふうにおっしゃっているんですね。検討会は、五月にも実施を予定していた個体数調整を実施する際の捕殺の手法の確立と実証のための調査捕獲に向けて検討を重ねてまいりました。
しかし、昨年の二月に国が設置した学識経験者や地元漁業者等で構成されているゼニガタアザラシ保護管理検討会では、突然方針転換の結果を説明されただけで、それまでに相談もなければ何の議論もなかったというふうにおっしゃっているんですね。検討会は、五月にも実施を予定していた個体数調整を実施する際の捕殺の手法の確立と実証のための調査捕獲に向けて検討を重ねてまいりました。
ただ、環境省も、これらの状況を深刻に受けとめた上でゼニガタアザラシ保護管理検討会を設置されましたし、専門的な見地からまず四十頭を上限に調査捕獲するとの結論を導かれ、地元と合意をなさってきたはずであります。その後、どこで、どのような議論がなされ防除という方針に変更されたのか不明であり、また、いま一度、どのような経緯で防除という方針に変更されたのか、重ねてちょっとお尋ねしたいと思います。
具体的には、平成二十四年度から、北海道地方環境事務所が、ゼニガタアザラシ保護管理検討会を設けまして、漁業関係者とも相談しながら、銃や縄による捕獲手法や音波による被害防除対策の検討を行っているところでございます。
具体的には、今年度から北海道地方環境事務所がゼニガタアザラシ保護管理検討会というのを設けまして、漁業関係者の皆様とも相談をしながら、銃や網による捕獲手法、あるいは音波による被害防除対策の検討を行っているところでございまして、環境省としては、しっかりこの捕獲ということも念頭に入れて成果を上げていきたいと、こういうふうに考えております。